このウェブサイトはEdge, Chrome, Safari, FireFoxのみサポートしております。

結婚指輪をなくしたときに考えたいこと|心の整え方

結婚指輪をなくしてしまったとき、その喪失感は想像以上に深いものです。
日々の暮らしのなかで当たり前のように寄り添ってくれていたその小さな輪が、ふとした瞬間に消えてしまう──そんな出来事は、心にぽっかりと穴を開けてしまいます。

今回、お客さまから「結婚指輪をなくしてしまった」というお話を伺い、新たにペアの指輪をお仕立てさせていただきました。
かつて片割れとなってしまったその指輪が、もう一度寄り添えるように。
私たちにとっても、とても大切なご依頼となりました。

指輪をなくしたときの心の整え方|私の経験から

ジュエリーや石をなくしたとき、あるいは割れてしまったとき、心に押し寄せるのは深い落胆や悲しみです。
私自身、ジュエリーを愛し、大切に扱っているつもりでも、何度もなくしたり、石を欠いてしまったりした経験があります。

そんなときに、自分に言い聞かせている言葉があります。
「石が身代わりになってくれたのだ」ということ。

もしかしたらその瞬間、目に見えない何かから守ってくれたのかもしれない。
そう思うと、不思議と心が少しやわらぎ、救われるような気がするのです。

なぜか壊れる・なくなるジュエリー|それでも味方だと感じる理由

天然石やジュエリーは、ただの装飾品ではなく、私たちの味方でいてくれる存在だと私は思っています。
長く石と向き合う日々のなかで、そう感じるようになりました。

だからこそ、石が割れたり、ジュエリーが失われたりするのは、私たちのために選ばれた「必要な出来事」なのかもしれません。
大切なものを失うのはとてもつらいことだけれど、そこに何か意味や役割があったのだと信じたいのです。

失くしたことは「何かのサイン」?人生の選択と安心

人生は、日々の小さな選択の積み重ねです。
もしあのとき違う道を選んでいたら、もしジュエリーを失くさずにすんでいたら──そんな「もし」を想像しても、その先の未来は誰にもわかりません。

だからこそ、今ここにある現実、そしてそれを通して得られた気づきや出会いを大切にしたいと思っています。

ジュエリーを失ったことも、きっと未来の安心や幸せへとつながる過程だったのかもしれません。
そう思えることで、心が少しずつ軽くなるのです。

【まとめ】大切なものをなくしたあなたへ

指輪やジュエリーをなくすのは、誰にとっても悲しく、つらい経験です。

今回の出来事を通して私が感じたことを綴らせていただきましたが、それがすべての方に当てはまるとは思っていません。
悲しみの受け止め方や、心の整え方は人それぞれ。
無理に前を向かなくても、無理に納得しようとしなくてもいいのだと思います。

ただ、もしどこかで少しだけ心がふわっとほどける瞬間があったなら、
この言葉たちがその一助になれたなら、それだけで本当にうれしく思います。

カート

購入可能な商品はなくなりました

カートに商品がありません。