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「ありのままの自分を生きる」を追求したら、ジュエリーブランドNUDGEを立ち上げるに至ったわけ

※この記事は2020/3/9にnoteに公開した記事の転載です。


はじめまして!三神優子です。(旧姓は玉井なので、玉井の方が馴染み深い方、お久しぶりです!)
ずっと始めたいな、と思っていたnoteですが、ジュエリーブランドNUDGE(ナッジと読みます)のウェブサイトのローンチに合わせて、ようやく筆をとりました。思えば、いつかインドでジュエリーブランドをやる!と思ったのは27歳の頃。今や33歳。その間、インド就職、結婚、二度の出産を経験し、とてつもなく長くしたためていたこの想いをようやく形にできたので、ブランドを作った裏側を伝えたく、今日に至る経緯を書きます。

ところで早速脱線になりますが、今日3月9日をローンチの日に選んだのにはこだわりがあって、大学時代の部活(タッチフットというアメフトとルールがほぼ同じスポーツをしていました。)の背番号が39だったことに由来します。単純に読みの通り、「サンキュー」という感謝の気持ちの受け渡しをチームメンバーとできれば、という想いをこめて当時背負っていた背番号。「感謝」は学生時代から今も変わらず、一番大切にしてる感情であり、自分の原点ともいえます。
人間の幸福感にもつながる大事な感情だからこそ、日々感じながら、そして周りの人に伝えながら、過ごしていきたい、という想いをこめて、この日をNUDGEのローンチの日に選びました。(本当は、第二子出産前の7月中に、などと思っていたけど産前産後、まったく余裕がなく3月になったという言い訳もあります。笑)

ということで、ブランドの生い立ちについて、そしてそれを語る上で外せない私自身の生い立ちについて、お付き合いいただけると幸いです。1万字弱のかなり長文なのですが、読み進んでもらえるととてもうれしいです!

目次

NUDGEが届けたいもの

褒められたい!が、自分の世界のすべてだった

新卒で勤めたリクルートで、向き合った心の声

26歳で迎えた初めての反抗期

世界一周中で、最も自分に影響を与えた国、インド

ありのままで良い

旅の終わりに心を決めた、「インド×ジュエリー」という方向性

ブランド名「NUDGE」と、ブランドコンセプト「BE you」

自己肯定感を分解すると?

自分のすきなものを自分で作るのは、楽しい!

NUDGEが届けたいもの

ジュエリーブランドを立ち上げたわけですが、私がお客様にお届けしたいのは、モノとしてのジュエリーではなく、ジュエリーを作る体験を通して「自分を生きる」きっかけとパワーです。(もちろん素敵なジュエリーは届けます!)
少し抽象的ですが、「自分を生きる」というのは、「自分軸」で生きていること。自分の人生を、自分の軸=自分の心の声に従って、生きている状態。一方、対義は「他人軸」で生きることで、自分の人生を、他人の軸=世の中の常識や価値観、他人からの評価を元に、生きている状態。わかりやすくいうと、人生の選択の基準が、「~したい!」なのか、「~すべき。」なのか、の違いです。
私は、長らく自己肯定感の低い人生を歩んできた当本人だからこそ、生きづらさを感じている人が自分軸を取り戻すのに、ジュエリーは素晴らしいツールになる、と思いNUDGEを立ち上げました。

NUDGEは、在庫を一切持たず、LINEでのチャットカウンセリングを通して世界にたったひとつのジュエリーをお客様と作っていく、カスタムジュエリーに特化したブランドです。ジュエリーを作っていく過程そのものが、自分と向き合う機会となればと思っています。具体的には、

・作る体験:自分を知ること
・買う体験:自分で判断すること
・身につける体験:存在を認め、自分の在り方を表明すること
(詳細については後ほど書きます!)

これらの体験を通して、自分を生きる、に近づける人が少しでも周りに増えていけばうれしい。
たかがジュエリー、されどジュエリー。ジュエリーというファッションアイテム自体が人の人生を変える、なんて大それたことは言えないですが、ささやかなきっかけや力にはなってくれると自分の過去の経験が物語っています。

褒められたい!が、自分の世界のすべてだった

NUDGEに至るまでの話をするとなると、どうしても自分の幼少期にさかのぼります。

私は、ぶれない自分を持っているのに柔和な父と、とにかく子供に対して愛情を惜しまない母と、才能あふれるけどすこし努力が苦手な弟の四人家族で、大阪で育ちました。専業主婦だった母親は、自分の時間を私たちに捧げてくれ、日々のコミュニケーションの中で、私は子どもながらに「頑張ったり、上手くできると、お母さんに褒めてもらえる!」という思いを蓄積していきました。
幼稚園でお絵かき上手にできたら、英語で1から10まで数えれたら、かけっこで1番になったら……
最初は、褒められると嬉しい!と思ってただけなのに、褒められることが全てのモチベーションの源泉になっていき、小学生・中学生・高校生と成長していくにつれて、「褒められるに値する自分でいないと価値がない」という想いにすり替わっていきました。認めてほしい相手もいつの間にか母親ただ一人でなく、世の中に存在する他者すべて、になっていました。承認欲求の塊です。顔中に、「どや!」「すごいやろ!」「褒めて!」と書いてたと思います。。今思うと本当に恥ずかしい。

承認欲求の奴隷と化した私は、褒められるためにはなんとしてでも頑張るので、学校の成績もそこそこ良く、運動・音楽・美術なども一通り、人並以上にできました。ただ、他者からの相対評価を自分の価値とすることが、自分の首を余計に絞めていったということに当時の自分は気づいていませんでした。常に他者との比較の中で、他者に認めてもらう為に生きる。完全なる、自分軸の消失です。そして、当たり前なのですが、そこそこできるというのは、決して「世界で一番、良く出来る」わけではないので、自分より秀でた人を目の当たりにすると途方もない自己否定や無価値感に打ちのめされていました。

低い自己肯定感を歪んだ自己愛で補うことで、自分の弱さや至らない点はできるだけ人の目にさらされないように、あるいは、どうにか正当な言い訳を用意して、構えていました。(自己愛については、すももさんの記事がかなりわかりやすく解説されています。)
生真面目な性格なので、親のアドバイスに忠実に、部活に打ち込み、それなりに勉強し、習い事は一度始めたらできるだけ長く続け、大学も、就職の際に選択肢の多そうな経営学部に進学し、いわゆる大手企業(リクルート)に入社。本当は、心のどこかで、「親の敷いたレールを歩んでいる」というもやもやが、常に頭の片隅にありましたが、得意の自己愛で、「向上心に溢れ、挑戦と成長を続け、常に充実している感」を演出し、自分軸を失っているという事実からは目を背け続けました。

新卒で勤めたリクルートで、向き合った心の声

リクルートでは、良き上司・仲間、そしてクライアントに恵まれ、毎日猛烈に働いていました。
リクルートの社内用語に、ハッピートライアングルという言葉があります。カスタマー・クライアント・自社の三方良し、という意味で、リクルートの提供するサービスを通して実現するべき状態を指します。3年間営業としてクライアントと向き合う中で、扱っているサービスが本当にクライアントのためになっているのか?カスタマーに必要とされているのか?という疑問が湧いてき、(なぜならば、ぶっちゃけると自分がそのサービスを使っていなかったから。)手を挙げて企画の部署に異動させてもらいました。今思うと、営業以外なんのスキルもない中、おこがましくも、もっとクライアントとカスタマーにとって良いものを届けたい!などと、偉そうな口を叩いて異動の機会を頂いた割に、スキルも適性もなく、ただただ役立たずでした。

それでも、1年企画の部署で働き、思い至ったのは、この部署で役立つ人材に成長するより、自分の心の声に従ってみたいということでした。
その心の声とは、「自分が心から愛する商品やサービスを扱う仕事を通して世の中を良くしたい」であり、「親の敷いたレールから外れて、自分のしたいことを思いっきりしてみたい」であり、何より「ありのままの自分を大切にしたい」でした。
いみじくも、リクルートが掲げているコーポレートメッセージは、Follow your heart.(あなたの心の声に従おう)。

26歳で迎えた初めての反抗期

そんなわけで、入社四年目の途中で、「四年働いたら退職して、バックパッカーで世界一周する」と、自分の中で意志を固めました。
世界一周とはまた唐突な、と思われるかと思いますが(笑)、幼少期から海外に興味があったものの学生時代はずっと部活一筋で、結局留学することも、海外で働くこともなく、20代半ばを迎えていた私にとっては、退職してまとまった時間を使ってどうしてもやってみたいことでした。
海外への興味のきっかけとなったのは子ども時代の家族旅行。特に印象的だった場所がふたつあります。ハワイ島と、アメリカ・カリフォルニアです。ハワイ島では、マウナロア火山の壮大さに心動かされ、身震いしました。地球の大自然をもっともっと自分の目で見てみたい、と思いました。そして、アメリカ・カリフォルニアでは、ディズニーランドだけでなく、UCLAのキャンパスを訪れ、白人だけでなくアジア人の多さを目の当たりにし、自分も世界で渡り合える存在になりたいと思いました。(UCLAに連れていく親のセンスがすごい。感謝しかないです。)
そんな、「海外を人生の舞台にする」というのは、長らくしていなかった自分軸での意思決定でした。

ただ、ここは生真面目な私。社会人になったとはいえ、実行に移すには「親の許可・承認」が必要と思い、親に伝えたところ、猛烈な反対に合いました。今まで気持ちよくレールの上を走っていた娘が突然の脱線宣言。親からすると、今以上の豊かで幸せな生き方はないはずなのに、全てを捨ててまで世界一周で得るものが何なのか、ということがなかなか理解できなかったのです。当時、親を納得させるために用意したプレゼン資料や、親からの反対する理由について切々と書かれたワード文書がこないだ断捨離したときに出てきたのですが、双方必死でした(笑)
でもお互い、意見は平行線。とうとう私は、親が賛成してくれるのを待たずに退職の意志を上司に伝え、退職時期を決めてしまい、そのことを親に事後報告しました。

大した反抗期もなく、基本的に親のいうことを聞く良い子だった私の初めての反抗期、それが26歳のときだったのです。

世界一周中で、最も自分に影響を与えた国、インド

結局、退職し世界一周を断行。両親のすごいところは、最後まで反対したものの、結局行くと譲らなかった娘のことは背中を押してくれ、道中ずっと日本から見守ってくれたことでした。(世界一周中の記録は、facebookにあるので、もしご興味があればのぞいてみてください。)

行った国は、27か国。1年半かけた旅は、西回りにほぼ陸路でぐるっと一周。観光地を巡るだけでなく、世界中のママにワークライフバランスの価値観を聞く、というミッションも設けて、ゆっくりと回りました。
今振り返っても相当かけがえのない時間です。どの国が一番すき?という抽象度の高い質問に答えるのはとても難しくて、「食事がおいしい」「絶景」「住みたい」などと、質問をもうすこし具体的にしてもらえると答えやすいというほど、それぞれどの国も個性があり、魅力がありました。
その中でも、自分の人生に影響を与えたという点において、それは、圧倒的にインドという国でした。

ー自分は、自分
インドの国土は大体EU全域に相当する広さがあります。EUに28か国あることを考えると、それだけ多くの文化圏がインド内にあって当然。
州によって、言語・食べ物・宗教・顔立ちすら全然違います。一つの国家にこれだけの多様性が存在する国だからこそ、インド人にとっては、人と違うことが当たり前です。
ましてや同じ州の中でも、相当な貧富の差があり、大豪邸の裏にスラム街が広がっていたりします。比較をしてもきりがなく、インド人は、自分は自分、と疑問の余地なく過ごしているように感じました。

ーNo problem
インドでは何かの返事によくノープロブレムを使います。挨拶みたいに。
ペンかして?と頼み事をしてもノープロブレムだし、この仕事、明日までの締め切りだよと確認をしてもノープロブレム、ありがとうとお礼をしてもノープロブレム。すべて、「問題ない」のです。
それは何か「出来事」に対してだけでなく、「ひと」に対しても何も問題ないと、寛容に思っているように感じました。
また、インドには、こんな教えがあります。「あなたは人に迷惑をかけて生きて行かなければならないのだから、人のことも受け入れてあげなさい。」 人に迷惑をかけてはいけません、と教えられる日本とはまさに大違いです。
失敗すること、人に迷惑をかけること、そんなことは恥じるに値しない、と毎日の生活の中で叩き込まれているのです。

ありのままで良い

世界一周中、インドは一番長く滞在した国で、約2か月過ごしました。インドでの日々は、自分探しなどしなくても、今ここにあるありのままの自分で良いのだ、ということを実感させてくれました。

そして、ずっと親に対して、「レールを敷いて、私を縛ってきた!」と憤りを感じていたのですが、レールを走ったのは自分の意志だったことにようやく気づかされました。実際、自己肯定感の低さを経験した背景には、母親の私への接し方(プロセスより結果を褒める、など)や、教育環境(問いを立てる力より、正しい解を導くことを教えられる学校で、相対評価をされること)は大きく関係しているとは思います。
親に対する憤りを手放せた今となっては、母親はただひたむきな愛情で、「出来ないより出来たほうが、より豊かな人生を歩める」という信念の元、私に接していただけ。決して出来ないと無価値だとは言っておらず、根底は子の幸せを願う愛情だったと認識できました。

更に、他人軸の生き方のせいで、自分が本当にしたいことや好きなことなんてすっかりわからなくなっていたけれど、誰の評価にも晒されないノープランの旅を続けていると、親の敷いたレールを歩んだからこそ、経験できたこと・興味をもったことが、私の内側から湧いてくる「好き」や「楽しい」や「美しい」に繋がっている、ということもわかりました。
例えば、食べること。小さなころから出来るだけ添加物のないオーガニックな食材で食卓を彩ってくれた母のおかげで、私は食べもの、食べ方、食べるための器など、食に関することにとても関心があるということを、旅を通して自覚しました。(子供の頃はもっとポテチやマクドを食べたかった。)それは、人のうちにおじゃまして家庭料理を頂くときに、とにかくキッチンが気になったから。
それから、大自然。元々山好きな父の影響で、週末に家族でアウトドアのアクティビティを良くしていたのもあり、自分は歴史的建造物より、大自然を見ると、心が動かされると気づきました。(子供の頃は週末は家族ではなく、友達と遊びたかった。)
それから、それから… と切りがないほど、自分の内側と向き合えたのです。
その中で、NUDGEにも繋がる、世界中の人々が大切そうに身につけている装身具(ジュエリー)にも心惹かれました。

1年半かけた旅は、四半世紀もの間、自分で(決して親ではなく)自分を縛っていたものを少しずつ手放し、自分の本当に好きなことに気づいていく、貴重な時間でした。

旅の終わりに心を決めた、「インド×ジュエリー」という方向性

リクルートを辞める時に、

・自分が心から愛する商品やサービスを扱う仕事を通して世の中を良くしたい
・親の敷いたレールから外れて、自分のしたいことを思いっきりしてみたい
・ありのままの自分を大切にしたい

と、心が叫んでいた私ですが、さて、一つ目の、「自分が心から愛する商品やサービスを扱う仕事を通して世の中を良くしたい」に関して、旅の終盤には、インドでジュエリーブランドを作ると心に決めていました。
たくさんの国を周り、どの国にも忘れがたい思い出はあるけれど、やっぱり大きなインパクトが自分にあった国、インド。思い入れもあり、恩義もあり、自分にとって充電器のような国。この国をベースに何かしたい、という思い。

そして、豊かさ問わず世界中の女性がジュエリーを身につけていて、護符のように大切に身にまとっている姿が私はとても好きで、ジュエリーに携わりたい、と思いました。
元々、友人や家族からのプレゼントでジュエリーをいくつか持っており、旅の前から好きだったのですが、プレゼントでもらったときに、石の意味を込めて頂いたのがとても嬉しかったのです。
特に旅に出る前に、母親に旅の守り石としてターコイズの指輪をもらったものは肌身離さず身につけていました。ジュエリーが持つ機能として、石の持つ意味を身につけられること自体が、ファッションアイテム以上の価値だと感じていました。

そんなこんなで、いずれインドでジュエリーを作る!と思ったものの、なにしろどこでどうやってジュエリーを作って売るのかも分からないし、そもそも旅で使い果たしてお金もないし、インドという国でビジネスをすることがどんなことか想像もつきませんでした。
そこで、いきなりインドでジュエリーを作りだす前に、日系企業のインド法人で働きながらいろいろ掴んでいこう、と思い至り、JAC Recruitment Indiaという人材紹介会社に就職。ここで過ごしたミラクルな2年間についてはそれだけで記事1本書けるので割愛しますが、ツールが転職支援だろうが、ジュエリーだろうが、「人が「自分を生きる」ことを何かしらサポートする仕事がしたい」という思いは確信になりました。

ところがJACでの仕事も順風満帆だった矢先、インドに駐在していた現夫と出会い(正確には高校の同級生なので再会し、)結婚し、すぐに妊娠したためJACを2年で退職、育児に専念することになりました。(インドでの子育てについてもいつかnoteを書きたいです。)
人生は面白いもので、ジュエリーブランドを作るための手がかりを求めてインドに行ったのに、まさか結婚・出産するなんて。その間、ジュエリーについての構想はストップ。初めての育児に翻弄される日々を過ごしていたところ、子供が8か月のタイミングで、夫の日本への帰任が決まりました。残されたインドでの生活は3か月。このまま帰任かと半ば諦めていたのですが、何もしないで後悔するよりとりあえず3か月動いてみようと決め、いくつかジュエリー工場を周り、サンプル作りをしだしました。そして、日本に帰ってからもブランド立ち上げを出来るかもしれない、というところまでこぎつけて、3年半のインド生活を終えました。

帰国後は、ブランド立ち上げに向け、生産・小売りのスキームを実務で学びたいと思い、社会人インターンとしてマザーハウスで半年間お世話になりました。
海外でもの作りをし、日本で売ることに関して、あまりに何も知らなかった私は多くの学びを得ました。そしてスキーム云々より、会社の掲げる哲学が何より大事であるという、大切なことを教えてもらいました。

その後、第二子の妊娠・出産を経て、ようやく今に至ります。(やっと生い立ちが終わりました。長すぎてごめんなさい..!)

ブランド名「NUDGE」と、ブランドコンセプト「BE you」

自分を生きるきっかけとパワーを提供したい、ということで、ブランド名はNUDGEにしました。ナッジと読み、「そっと肩を押す」という意味。行動経済学において「社会、環境、自身にとってより良い行動をうながすこと」という意味もあります。私が気に入っているのは、「nude」が潜んでいるところです。ありのままの自分らしさを応援するブランドにぴったりだと思いました。
この言葉は、facebookのCOOであるシェリルサンドバーグの著書、Lean inで出会った言葉です。大事な瞬間のわずかな介入によって人々の行動を好ましい方向に促すテクニックとして、紹介されていました。まさに、私がジュエリーに求める役割だなとピンときて、迷わずブランド名に決めました。

ブランドコンセプトは、「BE you」にしました。とてつもなくシンプルに、直訳すると「あなたであろう」です。何者にならなくてもいい、あなたであれば、いい。自分がインドで学んだ大事なメッセージです。

自己肯定感を分解すると?

熱くインドだ!ジュエリーだ!と語ってきましたが、当たり前ですが、ジュエリーを身につけた瞬間に急に、自己肯定感が爆上がりするわけではない。ジュエリーは、高々きっかけでしかない。それでも、NUDGEを通して、少しでもその自己肯定感とやらにアプローチするにはNUDGEは何を提供できるのか。世の中には、すでに素敵なジュエリーブランドはごまんとあり、NUDGEにしかできないことは何なのか、そんなことを考え続けました。
そして、自己肯定感を持つために必要な要素を分解し、それぞれNUDGEがどのようにこの要素に働きかけることができるか、設計しました。(私は心理学の研究者はなく、あくまで私見です。)それらが、下記3つです。

① 自己認知(自分を知ること) → 作る体験
② 自己判断(自分で判断すること) → 買う体験
③ 自己受容(存在を認め、自分の在り方を表明すること) → 身につける体験

順番に説明していきます。

① 自己認識
自己認知自分はどんな人なのかを知る。今、よく言われているいわゆるセルフアウェアネスです。どんな人?どんな気質?何に心躍る?何がすき?何にときめく?
その問いかけを、オーダーを受ける際のチャットでのカウンセリングでしていきます。
石を選ぶ根拠は、意味なのか、色なのか、誕生石なのか。それに答えることだけでも、自分を知る手がかりになると思います。(もちろんジュエリーを購入したいだけでカウンセリングなんて必要ない、会話は煩わしい!という方がいてもそれはそれで構いません!)

② 自己判断
カスタムで何を作るかを自分で決めていく。決してインスタで芸能人がポストして流行っているから、という外の情報(=他人軸)ではなく、自分で自分に問いかけてほしいものを決めていく。小さな意思決定の積み重ねは、自分の人生の舵を自分でとることに繋がります。
また、NUDGEでは、お客様のご要望があれば製造原価を開示します。自分が購入するものが、どこで誰によって、どうやってつくられ、何にお金を支払うのか、そんなものづくりの向こう側まで思いを馳せて、そもそも本当に必要なモノなのかすら、きちんと考えてもらった上でご購入に至るのであれば、私はもちろん、ジュエリーにとっても本望です。

③ 自己受容
自分の存在を認める。どういう人間なのか、どうありたいのか、を定める。そして、①②を経て手元に届いたジュエリー身につけること自体が、在り方の表明となると、信じています。
例えば、私はモルガナイトのリングをよくしています。石言葉は、「愛を与える」。育児が大変で自分を見失いそうなときも、このリングをはめた手元を見てひと呼吸します。私は、愛を与えるひとなのだと、自分とまわりに宣言する気持ちを思い出させてくれます。

NUDGEはこれら3つの要素に、それぞれ、作る体験・買う体験・身につける体験を通して働きかけることができるのでは、と考えます。

自分のすきなものを自分で作るのは、楽しい!

長々となりましたが、自分軸だの、自己肯定感だの、NUDGEのブランドストーリーといった長ったらしい説明は知らなくてもどちらでも構いません。自分のすきなものを自分で作ること自体、とてもわくわくする楽しい体験です!何かの折に、NUDGEを選んでもらえると嬉しいです。

誰もが知っているメガブランドより、たったひとりでもその人の生き方に一筋の光を与えることができるような、そんなブランドを目指していきます!

こんな長文を最後まで読んでくださった、あなた。心から、ありがとうございます。

もしよかったら、
Instagram https://www.instagram.com/nudge_jewelry/
Twitter https://twitter.com/NUDGE_jewelry
も、是非のぞいてみてください! 

これから、NUDGEをどうぞ、よろしくお願いいたします。

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