5/8に無事に自宅出産をした。出産当日については別途また綴りたいが、今日は前後して産後ケアで助産院に泊まった時の話を。産んで一般的な入院期間である五日間を自宅で家族五人で過ごしたあと、産後6-8日目の三日間、滞在してきた。
▼お世話になった助産院
なぎ・和助産院
https://naginagibaby111.wixsite.com/--nagi
私の自宅出産を引き受けてくださった助産院。一貫して同じ助産師さんに産前〜産後も見てもらえることで、より精度が高く、自分に合ったケアや指導をしてもらえる。(助産師界隈の専門用語で産後に継続的に受けるケアを「継続ケア」というらしい)私やあかちゃんの心身の状態はもちろん、私のパーソナリティも理解されている。
上二人の時にはなかった産後ケア事業(実施主体は市町)を利用したのですが、産婦に寄り添ったとてもよいサービスやな、と感じた。
自宅で家族と離れず、暮らしの中にあるお産を体験できた五日間はとても良かったが、やはり年の差あれど上に二人の子供がいるとなかなか三人目とゆっくり向き合ったり、そもそも自分がしっかり休むことは難しく、家族と離れて数日過ごすことに。
これが想像以上によかった!
赤ちゃんと二人で過ごせる
自宅でリモートワークしてる夫や横で姉弟喧嘩を繰り広げる上二人の子供がいると、どうしても私の気質も相まって意識があっちこっちに分散してしまう。全員の挙動が情報として押し寄せてくる。
一緒に過ごせるから、我が家の空気がきっと赤ちゃんにどんどん馴染んで良いのだろうけど、身体と心をあかちゃんにだけまっすぐ向けることはできておらず、離れることで、今目の前の赤ちゃんをしっかりお世話し、愛でれた感覚!
「皆んなで」と「それぞれと」の時間を、メリハリつけて設けるのが私には合ってそう。一対一の時間はもちろん三人目だけでなく、上の二人にも取りたい。


母乳を軌道に乗せれた
完母での育児を今回もしたいと思っている私にとって、今回クリニックではなく自宅出産したことで、母乳を軌道に乗せるための道のりが今までと全く異なったことが目から鱗すぎた。
具体的には、
・産まれてすぐに、カンガルーケアで一度口に初乳を含ませたあと(多分出てはいない)入念な乳房マッサージを受け、左右20-30分ずつ初乳を与える。ほぼ出てないけどとにかく吸わせる。(子宮のマッサージも乳房マッサージの前に30分ほどかけてしてもらった。その際子宮収縮を促す薬は飲まずに、子宮のマッサージと、母乳を1時間弱吸わせ続けることで子宮が自然に縮み出す。めちゃ子宮が痛いけど効果抜群で驚いた。)
・とにかく産まれたその日から、「3時間おき」に捉われず、泣いたら母乳を与える。(クリニックの時は母子別室で、最初の数日は母乳も出てないので3時間おきに調乳されたミルクとあかちゃんが部屋に運ばれてきた。)
・産まれた日から毎日1時間弱の乳房マッサージを受ける。気血を巡らせるために同時に足浴を行う。
・一般的に、生後1週間までは母乳・ミルク問わず、「生後日数×10ml+10ml」を約3時間おきに8-10回あげるとされているけれど、「赤ちゃんはお弁当と水筒を持って生まれてくる」(あかちゃんは、母乳が出ないお産後3日間に備えて産まれる前の数週間で、お弁当(皮下脂肪)と水筒(細胞外液)を体に蓄えて生まれる。そのため、産後三日間はろくに飲めてなくても大丈夫とのこと)という考えのもと、私がしんどくない範囲の頻回授乳をしながら、
0-1日目 ミルクなし
2日目 10-15mlを4回
3日目 15-20mlを6回
4日目 20-30mlを5回
5日目〜 30mlを1-2回
10日目〜 40mlを寝る前に1回
と量は微増させながら回数を減らし、軌道に乗せていった。
上二人の時は生後1ヶ月まではミルクにかなりお世話になったので、そう思うと非常にスムーズな立ち上がり。
今後は仕事復帰したり、外出したり、お酒飲む時に(たまには大事)ミルクは上手に使うので、ほぼ完母の混合になりそうだが、過去に二度、出ない母乳に苦戦した身としてはこの経過にびっくり。
助産師さんが、一般論ではなく私と赤ちゃんの状態に合わせて処置をしてくださり、カスタマイズしたミルク量を指導してくれるなど、つきっきりで私の母乳に向き合ってくださったことの価値が計り知れない。これらの処置のおかげで、上二人の時は産後三日目あたりに、胸が突然起動し出してカチカチになり発火しそうなほど痛い、という経験をせずに、いままでよりも速く、母乳が出だした。
そして、五日目、まだまだ決して出てる!と言えない状況の中、助産師さんの毎日の訪問ケアが終わるということで少々不安だった私。「産後ケアこのまま二泊使う?」と提案してくれたことで継続ケアが受けれたことがとてもよかった。
産まれたその日も含め、欠かさず9日間、私は乳房マッサージを受けたことになる。
静かなところでしっかり休める
助産院は夜は母子同室のため、あかちゃんと共に過ごすことになるけれど、(母子別室での完全休息を求めている方は施設ごとに違うので要確認!)昼間はまとまって数時間預かってくれ、その間に私は昼寝したり、本を読んだり、オイルマッサージを受けたりした。
家では叶わない超絶リラックスタイム。感謝しかない。
食事が神
これも施設によってちがうが、私の助産師さんは薬膳も勉強された方で、無農薬の野菜をファームから取り寄せて全て手作りで毎食出してくれる。神。
旬のご馳走がやさしい味で堪能でき、「小料理屋開いてほしい」と心の底から思った。
私は料理と仲良しな人に、無条件でリスペクトが湧くので、上げ膳据え膳でこの食事を食べれることが至福すぎた。
持ち前の食いしん坊で、かなりの量をペロリとたいらげる二泊三日だった。一緒のタイミングでステイしてた方は、比較的少食な方でお箸をつけないものもあり、初対面だからグッと堪えたけど、「もし残されるならいただいていいですか?」ともう少しで声をかけそうだった。あぶな。


ざっと挙げるとこんな良き点があった滞在だった。
出産自体も、産後の過ごし方も、母や子の体調、自分の価値観によって、様々な選択肢がありますが、もし私のケースが参考になる方がいれば。
大原さん(なぎ・和助産院の代表の方でマイ助産師)、今回は本当にお世話になりました。また次回を楽しみにしてます!