ハーキマーダイヤモンド
種を育てる
両剣(両方の先端がとがっている)の形が特徴的な石で、まるで種のよう。希望の種、才能の種をいつか花開かせるために育んでくれます。
また、パワフルな調和・浄化の力があるとも。
誕生石 | |
カラー | 無色 |
産地 | アメリカ |
硬度 | 7 |
ハーキマーダイヤモンドは、ダイヤモンドではなくクォーツの一種です。通常のクォーツは結晶の片側が尖った形をしていますが、ハーキマーダイヤモンドは両側が尖っています。その形状がダイヤモンドによく似ており、アメリカ・ニューヨークのハーキマー地区で最初に発見されたため、ハーキマーダイヤモンドと名付けられました。和名は、「ハーキマー水晶」。鉱物名はクォーツ。
同じような形状のクォーツはアメリカ以外でも産出されますが、ニューヨークのハーキマー地区で採掘されたものだけがハーキマーダイヤモンドと呼ばれます。
ハーキマーダイヤモンドは、他のクォーツに比べて高い透明度を持ち、ガラスのような光沢があります。一般的なクォーツよりも高温化で作られたため、不純物が少ない鉱物となったと考えられています。中には、気泡や黒いカーボンが内包される場合もありますが、透明度の高さからインクルージョン(内包物)をよく観察できるのも、特徴といえます。