クリソベリル
沸き起こる自分らしさ
太陽の光を閉じ込めたような明るい石。古くから魔除けの役割を果たしてきた石で、‘北風と太陽’のまさに彷彿とさせるような愛と強力な陽の力で、自分らしく在ることをサポートしてくれる。
誕生石 | 2月 |
カラー | 淡黄、黄緑、緑、褐色、灰色、黒灰色、無色 |
産地 | ブラジル、スリランカ、インド、ロシア、タンザニア、マダガスカル、モザンビーク |
硬度 | 8.5 |
クリソベリルの名前は、ギリシャ語のChrysos(黄金)とBeryl(宝石)を組み合わせて名付けられたとされています。和名は「金緑石(きんりょくせき)」。
クリソベリルは、ベリリウムとアルミニウムと酸素から構成された鉱物です。鉄分によって黄色に発色するものや、クロムによって緑に発色するものにわかれます。このクロムの含有量が増加すると、カラーチェンジ効果で有名なアレキサンドライトへと変わります。
また、クリソベリルはしばしば針状や繊維状の結晶を内包する場合があります。それを研磨することで、猫の目のような一本の明るい光の筋が見えるシャトヤンシー効果(猫目効果)が出現し、クリソベリルキャッツアイへと変わります。一般的に、キャッツアイと呼ばれる場合はこのクリソベリルキャッツアイを指します。