ブルーフローライト
無邪気な子ども心
「天才の石」と呼ばれ、大人になるにつれて固めた思考の癖をほどき、子供のような自由な発想力をもたらします。
誕生石 | |
カラー | 紫、赤、青、緑、橙、黄、無色 |
産地 | 中国、モンゴル、アメリカ、イギリス、ドイツ、チェコ、カナダ、メキシコ、スペイン |
硬度 | 4 |
フローライトの名前は、フローライトが金属の精錬に使われていたことから、ラテン語でfluere(流れる)が語原となったといわれています。
和名は、「蛍石(ほたるいし・けいせき)」。一説では、フローライトを火に投下すると弾けるように発光する性質を持っており、その様子が蛍に似ているため、蛍石と呼ばれるようになったといわれています。
フローライトの特徴は、トルマリンと並ぶくらいのカラーバリエーションの豊富さです。紫や青、緑、黄色などの単色もありますが、2色、3色が帯状に配色されているフローライトも珍しくなく、この美しい色のコンビネーションも、人気の理由です。
フローライトの中には、紫外線を当てると強い蛍光を示すものもあります。鉱物の蛍光反応は、フローライトにより発見されたといわれています。
硬度が低く、傷がつきやすいため、落としたりぶつけたりしないように取り扱いには注意が必要です。